∞風の吹くまま 気の向くままに∞

夢は 「人生50年」 。 自分勝手に生きている子持ち女の日々のつれづれ

【忍ミュ】シアターGロッソ公演は2.5次元ではなく、3次元だった!!

今年の1月に上演された【忍ミュ・第7弾】を池袋のサンシャイン劇場で観たときは、まさしく2.5次元の世界だったのですが、あらふしぎ!シアターGロッソに来たら3Dになりましたわよ!!?!?

池袋の公演との大きな違い(舞台の広さが違うのでセットの配置が多少違いましたが、基本の配置は一緒なのでワタシ的にはさほど大きな変更ではない)はたった一つ。ワイヤーアクションが入っただけ。なのに、たったそれだけでこんなにもガラリと様子が変わるとは!!

 

『シアターGロッソ』と言えばすぐに思いつくのが【戦隊ヒーローショー】な いも子。(ぶっちゃけ本気でゴーカイジャーは観に行けばよかったと今でも思っている)でもってヒーローショーといえばアクションなわけで、いも子的単純脳は『シアターGロッソ=アクション』というまことに単純な答えを導き出すわけでございまして、結果『シアターGロッソは飛んだり跳ねたりする劇場』というイメージを持っているわけなんでございますが、、、うん、そのイメージ、間違ってなかった…。

 

いやぁ、面白い。

劇場が変わるだけで、同じ演目なのに(Gロッソの特性を利用できるように初演とは多少演出を変えてはいますが、物語の本筋は変わっていないので「同じ演目」とさせていただきます)こんなにもイメージが変わるとは。

正直、1月に初演(池袋公演)を1度観ていたので「チケット取れなかったら別にいいかなぁ…」という感じだったのですが、これはあれです。「来といてよかった」です。まぁ、演出家さんによって主義が違うので、演劇すべてがこのような劇場によってイメージが変わるパターンになるわけではないんでしょうが。

 

【忍ミュ・第7弾】東京公演は今週末が千秋楽。引き続き初の地方公演である尼崎公演と静岡公演が控えておりますが、どうやらこちらも地方に合わせた演出を考えているようで、、、特に尼崎公演は『忍たま』自体の凱旋も兼ねているので気になるところ!家から近かったら絶対観に行ったのに…(つΔT)

 

今まで忍ミュにさほど惹かれる要素がなかったので「あぁ、忍たまもミュージカルやってるのかぁ」ぐらいだった去年までのワタクシ。

たまたま今年はワタシが気に入っている【兵庫水軍】さんたちが出る。ということで半ば野次馬的ノリでチケットを取ったおかげで、齢40過ぎでも色々と知らない世界を垣間見、新しいことを知るきっかけを与えてくれた作品になりました。

 

東京公演はのこり5公演。最後までスタッフ・演者の皆さまがケガなく無事に千秋楽を迎えられましように…。

漫画原作作品はなんでもかんでも「2.5次元」だと思ったら違ったでござる…。

2月に室龍規くんを観たくて『ミュージカル「ホス探へようこそ」』を観に行きました。(ザックリ説明するとホストクラブ「レディー・キラー」で働くホスト達が探偵としても仕事をして依頼をこなしていく。というお話)

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立野真琴さん原作の【ホス探へようこそ】というコミックスがベースになっているので、演劇ど素人のワタクシ、「漫画が原作だ」と言う理由だけで単純に「これも2.5次元だよねぇ」と思っていたら、始まった瞬間「あ、これ2.5次元じゃないわ。『漫画が原作』っていうだけで、純粋なお芝居だ」と考えを改めさせらた1本。

何て言えばいいんでしょう?ワタシが原作を読んでないのでキャストの再現度がどの程度なのか把握できていないせいなのか、はたまたストーリーのせいなのか、それとも女の人達もいっぱい出てくるからなのか…。1月に『忍ミュ』を観たせいもあってか、何て言ったらいいのか、悪い意味で捉えないでいただきたいのですが、ワタシ的には『2.5次元ミュージカル』ではなく普通にお芝居として観る『ミュージカル』でした。

 

いやぁ~、それにしても!

お芝居の途中で ホストの皆さんが歌って踊るシーンがあるのですが、目の保養でございましたよぉ~❤ 少女漫画で言う所の「花を背負う」というものの実物を目の当たりにした感じでございましたよ!!特に、室くん・薫太くん・彪くんの三人が横並びで踊ってくれちゃったもんだからもう!感涙モノ以外の何物でもございません!!

ただ、実は、室くんの他にホスト役として薫太くんも居たんでございますが、二人が踊って歌い始めた瞬間「あ、ジャニーズだ・・・」と思わず思っちゃったのはココだけの話。

なんでしょうか?色眼鏡で見ている訳では無いつもりなんですが、やはりジャニーズで学んだ人間独特の空気感なのでしょうか?劇団四季出身の人はどことなく四季っぽいのが抜けきれなかったり、タカラジェンヌは卒業してもどうしたってタカラジェンヌだし、、、と言うのと一緒なんでしょうかね?

でもなぁ?『忍ミュ』の時の薫太くんは全然ジャニーズ臭はしなかったからなぁ?あれかな?演目にもよるのかもしれませんね?

 

ちなみに。

来月の6/22~6/26に2月とは別の演目で『ホス探』が上演されます。室くんの出演も決まっているので、もんのすっごく行きたいのですがっっっ!!!後先考えずに『忍ミュ』と『青エク』を申し込んでしまったため、現在お財布がすっからかんになってしまい、チケットが申し込めませんっっっっっ!!! ナンテコッタイ

 

エイトの沼だけではなく、うっかり演劇の沼にも足を突っ込んでしまって見事に身動きが取れなくなってしまったいも子…。

真面目な話、本気で実生活に支障をきたしているので、膨らみ過ぎたこの欲望の固まりを一度どこかでガス抜きしないといけないなぁ…。と、ようやく実害が出始めてから思い始めた今日この頃でございます。

人生初【忍ミュ】鑑賞。 2.5次元という不思議な空間。

随分と前の話にはなりますが、今年の1月に生まれて初めて『2.5次元ジャンル』と言われているミュージカルを観に行ってきたので、印象に残っている事を覚書として記録しておきます。(手帳に書くのが長くて面倒。というのもある(何度も消したり書いたりするから))

 

まず、最大の印象は・・・

うん。これは確かに『2.5次元』

 

忍たま乱太郎】は実写映画にもなっているので、実物を目にするまでは「実写映画の延長かなぁ…?」ぐらいの認識だったのですが、まったくもって別物でした。

何て言えばいいんでしょう?

舞台で役者さんが演じているので本来ならば3次元なんですが、その中のたった数人の演者さんが「まんまアニメから出てきた」と表現しても過言ではないほどアニメキャラに似ているので脳みそが3次元として認識せず、舞台を観ているはずなのにアニメを観ているような不思議な空間。だけど立体的に飛んだり跳ねたり動き回るんですよ…。 

なので、正直、開演してしばらくは妙な違和感に囚われました。舞台酔いとはまた違う感覚。2.5次元という括りで言えばヒーローショーやアンパンマンのミュージカルなんかも同じなんじゃない?って思うけど、それらとは全然違うので、たぶん脳みそくんが見た事も無い不可思議空間に対して必死に現状を処理しようとしていたんだと思われます。

 

って事で。

以下、覚書。

 

サンシャイン劇場の場所確認のため1時間前に偵察に行ってみた。

  • 開場1時間前ぐらいから数人(4~5人)のお姉さんが並び始めている。が、特に早く並んだって何かがある訳でもないし、座り込むわけにもいかないし、ただじっと入口の前で1時間立ちっぱなしなのは辛いのではないだろうか・・・?

◆物販

  • 思っていた以上に意外と並ぶ。まぁ、ジャニーズのコンサートの物販ほどではないので(開演時間に間に合う程度なので長くても20分~30分)並ぶ事に慣れている人間にすればどうって事のない待ち時間だけど、観に行った事のある演劇では並んだ経験が無いのでやっぱ演目によって文化が違うのかな?どちらかというと宝塚とかに近いのかな?(『好きな役者さんの生写真を買う』とか)
  • やっぱ薫太(兵庫水軍)の写真、買えばよかったあぁぁぁぁ(TДT)
  • 開場前に早く並んだからと言ってお得でもなんでもないのに開場前に並ぶのは、物販で売ってるモノを手早く空いてるうちに買うためか!!(時間配分を間違えると開演に間に合わなくなる場合もあるっぽい)

 ◆客層

  • だいたい20代前半のお姉さま方が主流か?親子で観劇に来ている人も居ることは居たが、子供とは言えすでに大きく、10代後半から20代前半ぐらいの娘さんたちだった。ワタシのようにいかにも子供(中学生)というのを連れて来ている人は居なかった。
  • 観劇って基本、一人で観に来るんだね…。多くても二人連れ。
  • 結構常連さんが多いらしく「今日は(座席)どこぉ?」とか「ひさしぶり~❤」とかいう会話があちらこちらで交わされていた。

◆本番

  • 開演案内と終演案内を1年生役の子供達がやってくれるんだけど、今まで子役の出ている演劇を観たことがなかったから、子供の声で案内されるのがすっごく新鮮だった。そして可愛かった❤
  • 「幕が上がってまず一番最初に誰に目が行くだろうか?」というのを試したかったので、舞台全体をぼやっと観ている状態で待機。結果、一番最初に目に付いたのは薫太くんでござった。だが、彼の髪色がオレンジという事もありいちばん目立つ色合いだったので一番最初に目に飛び込んできやすかったせいなのか、オーラ(存在感)のせいなのかは確信が持てず。
  • ただ、薫太くんは最初から飛ばしまくっていたため非常に目立った。(他の役者さんたちと発声方法がちがうのか、声が大きいし、踊りもなぜか目立つ)んでもって、他の役者さんたちのエンジンがかかるのが遅かったのか、それとも薫太くんが飛ばし過ぎていたのか、なにはともあれ、劇の中盤辺りになってようやく他の役者さんたちのテンションが薫太くんのテンションと同じになってきて薫太くんだけ浮きまくってる状態ではなくなったように思う。
  • 仙蔵先輩、まんま仙蔵先輩!!!
  • 観劇にきたお姉さま方の楽しみ方に年季を感じた。そして、拍手のタイミング、終劇後のお楽しみタイムでのお手振りなど、ライブのコール&レスポンスのように確立されてて驚いた。

◆座席

  • 2階席だったが、席が良い感じにど真ん中だった事もあり舞台を観る分にはさほど不満を感じる事は無かった。が、どうしても役者さん達を見下ろす感じになってしまう為、正面からの表情が見えないのが途中からちょっと悔しくなってきた。
  • 1階席より少し椅子が小さ目だが、座りごこちは悪くない。ただ、前の席との間が狭いため足は組めないし、なんなら座っている間中ずっと前の席の背もたれに膝が当たってる状態なので(身長165㎝、少々ぽっちゃり)あまりもぞもぞ動けないのがつらかった。

 

総括。

 また観たい!!!!!

もう、この一言に尽きます。

初めて観た娘も気に入ったようで、特に下の娘は『今年は部活忙しくなるから部活優先したいから、LIVEは我慢する。だけど忍ミュだけは行く!!』と宣言しておりました。

ただ、、、

夏の再演の頃って、ちょうど試合が目白押しの期間なのよね、部活のさぁ?って事は、母はその部活の予定を先読みして予定を立てねばならん。って事になるのよね?エイトさん達の夏の予定も予想しつつ、長女が狙ってるテゴマスやキスマイちゃん達の予定をも先読みしつつ… 予定を立てるのが不得手な人間になんというハードルを突きつけてくれるのか、次女よ…。